緊急!被害急増!自分は平気と思っていない? 進化する詐欺電話の手口 あぶない! こんな詐欺が横行しています 1 「あなたのカードが使われている!」 警察官や量販店関係者のふりをして、電話で「あなたのカードで買い物をしている人がいます。カード偽装の可能性があるので、カードと暗証番号を変更しましょう」などと言い、後でカードを受け取りに来ます。 2 「医療費・年金などの払い戻し」 役所の職員や銀行員などのふりをして、電話で「医療費や年金の払い戻しの手続きはATMでできます」などと言い、無人ATMに誘導し、言葉巧みにATM機を操作させて現金を振り込ませます。  3 「お金が入ったカバンを置き忘れた」 家族や親族のふりをして、電話で「喫茶店のトイレに小切手が入ったカバンを置き忘 れて困っている。お金を融通してほしい」と言い現金をだまし取る手口。「カバンを引ったくられた」「お金が入ったポーチを落とした」なども同様です。 この他にも手口は様々 電話に出る前に相手を確認!  詐欺対策に有効なのは、常に電話を「留守番モード」にして、用件を録音すること。犯人からの電話に出てしまうと被害を防げません。「留守番モード」で相手の声、電話番号、内容を確認しましょう。 [詳しくは]特殊詐欺根絶アクションプログラム・東京をご覧ください  家族の協力で犯罪を封じ込め! 着信前に相手へ警告メッセージ 自動通話録音機 ※都内では高齢者世帯への無料貸与あり。相談は市区町村、各警察署へ。 迷惑防止機能付電話機 自動通話録音機は固定電話に外部接続できます。迷惑防止機能付電話機は、電話機本体に色々な防犯機能が備わっています。 どちらも相手に警告メッセージが流れ、自動録音が始まってから着信音が鳴ります。 普段の会話が大事です 詐欺の手口や被害について家族でも話題にしましょう。 合言葉と家族の電話番号を書いた紙を電話機に貼ったり、「詐欺の電話に気をつけて」とメッセージを添えて迷惑防止機能付電話機を贈ったり、家族みんなで備えましょう。 平均被害額は231万円! 2018年上半期の特殊詐欺の認知件数は2,037件、被害額は約44億6091万円と史上最悪のペースです。 しかし、被害にあった方の91.8%が「自分はだまされないと思っていた」との警視庁の調査結果が出ています。 最新情報をチェック! 警視庁犯罪抑止対策本部は「特殊詐欺根絶アクションプログラム・東京」で最新情報を発信しています。ぜひご家庭でご覧ください。 警視庁 犯罪抑止対策本部 03−3581−4321(代表)