犯人の電話に出ないで 被害ゼロ 【犯人からの電話に出ないこと】  詐欺は電話から!   オレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺は、犯人が電話を使用してだます手口がほとんどです。被害にあわないためのポイントは、犯人からの電話に出ないこと! ・電話は常に「留守番電話」に設定する。  留守番電話機能始動までの呼出しコール数が短いほど効果的です。 ・電話には出ることなく、メッセージを確認する。 ・必要があれば折り返しの電話をしましょう。 ・自動通話録音機などの防犯機器も効果的です。 そうすることにより、犯人からの電話に出ることがなくなり、被害を防止できます。 【留守番電話機能の活用〜家族みんなで防ごう〜】  ご両親や祖父母が、実際に留守番電話機能を活用しているかどうかを家族で確認しよう。 @留守番電話機能の活用方法を説明する。 A数日後、ご両親や祖父母に電話して、留守番電話になっているか確認する。 B留守番電話になっている場合  「○○だけど用事があるから電話して」など、折り返しの電話をもらえるようなメッセージを残す。  (ご両親が電話に出てしまう場合は、再度活用方法を説明しましょう。) Cすぐに折り返しの電話があれば大丈夫です。  定期的に活用されているか確認しましょう。  (すぐにこない場合は本当に留守にしていることも考えられるので、後日再度実施しよう。) 【携帯電話のメール(SMS等)を悪用する架空請求詐欺も急増!】  高齢者だけが狙われているわけではありません!男女を問わず各年代で被害が発生しています。  次のようなメールが来ても、応じないで! 無視しましょう。  万一、応じてしまった場合でも、プリペイドカードや電子マネーの番号を聞かれた場合は、間違いなく詐欺ですので、すぐに警察に通報してください。  (メール内容)「有料動画サイトへ登録履歴があります」         「未納料金が発生しています」         「支払いのない場合は、法的手続きに移行します」  犯人は、実在する会社を名乗ってメールを送ります。 “恥ずかしくて相談できない”“退会手数料を払わなきゃ!”“裁判になったらどうしよう”などとメールの内容を鵜呑みにしないでください。 【皆様の声掛けで被害防止を!】  警視庁では、都内各金融機関やコンビニエンスストア等に対して、窓口やATMでの高額な現金調達や、電子マネーなどを購入する利用者がいた場合、特殊詐欺被害の疑いがあるときは、警察に通報することをお願いしています。  もし、携帯電話で通話しながらATMを操作している高齢者を見かけましたら、「もしかして、役所からの還付金ではありませんか?」と声を掛けてください。その一言で被害を防げるかもしれません。